ひとり旅は人を強くする。15歳、アメリカで人生初の銃声を聞く

どうもこんにちは。
家出をしたりソロでキャンプしたり、1人でふらっとすることが好きなYaskoです。

別に放浪癖がある訳ではないんですが、とにかくひとり旅が好きであります。
今回はそんな、ひとり旅の原点となった3泊5日の出来事をお届けします。


15歳のクリスマス、ニューヨークへひとり旅!

今でこそ、インド人と掛け合い漫才ができるほどの英語力を習得しましたが、中学生までは英語2とかだったですよ(汗)
むしろ嫌いな科目でした( ̄▽ ̄;)

アラフォー世代には懐かしい、「This is a pen」や「Ranmaru has his language」を乗り越えてきました。


そんなおバカYaskoでしたが、高校で英語に対する考え方が変わります。

と、いうのも、英語の先生が自らヒッピーやってた変わり者で、教科書開いて授業とか全くしませんでした。
主に洋楽を聴いたり洋画を観たり…「英語はたくさん聞いてなんぼ」という考え方だったんですね。


これが生徒にバカ受け。


映画は日本語字幕がなくてもなんとなくストーリーが追えるし、洋楽をはそもそも言語というか音楽だし。
それまで英語を嫌っていたヤンキー君たちも、この先生のおかげで英語が好きになっていましたよ。

私自身も、英語の音を聞くのが楽しくなり、洋書の装丁も好きだったので、意味がわかればなお楽しい! とのめり込みました。


で、調子に乗ったんですね。

ホテルと航空券がセットで¥88,000。


円高のあおりで激安!


初めて行くアメリカ! ニューヨーク!


なんかかっちょいー!

もちろんお一人様で申し込みました。



当たり前だけど、周り全員外人

この旅行に関し、なんと、親は驚きませんでした。
私の場合の【親】は育ての祖母のことですが、むしろ応援して資金援助をしてくれました。
(ちなみに実の親は呆れて諦めてました)

成田空港…の記憶はあまり覚えてないのですが、機内食があまり美味しくなくて、とりあえずよく寝ていた記憶はあります。
そして確か直行便ではなく、シカゴで乗り換えたような…。
とにかくアメリカ発上陸でしたので、入国審査も、機内で書く書類も、何もかもがてんやわんや。

ちなみにこの時の英語力は、道に迷ったとき、
「Where is here !?」
と叫ぶレベル!ε-(´∀`; )
「Here is here !」と爆笑されました。

正解は「Where am I ?」です。
よくもこれでひとり旅に出たもんだ(笑)



Warwick hotelで人生初の銃声を聞く

セットのホテルは6番街のホテルでした。
ヒルトンの斜め前の、歴史を感じさせるゴシックなホテル。
ニューヨークは土地が狭いので、凄く広くてゴージャス!な部屋ではありませんでしたが、よくよく考えたら自分の家より広いのは間違いなかったですw。

朝は前の通りにドーナツスタンドが来て、夜はクリスマスシーズンのためネオンだらけで騒がしい…。
静かな環境でゆっくり寝たい人には無理な立地です。
それでもイーストビレッジ(東京で言ったら原宿・渋谷)よりは静かだと思いますけどね。

それこそ東京で例えたら、銀座や日本橋のような立地のミッドタウンにあるホテルですから、治安的に見てもだいぶ良い筈です。
良い筈なんですが、

着いた日の夜中に銃声で起きました。

たぶんストリートは何本か離れてたと思いますが、あの独特の、工事現場から鉄骨落としたような乾いた音は忘れられません。


ちなみにこの旅行中に、2回ほど銃声を聞きました。
もう一回は真っ昼間のシーポートエリアで、銃声でがしたのに突っ立てたらアメリカ人のおじちゃんに怒られました。

「なにやってる! 早くしゃがめ!」と…。


たぶん、そんな内容の言葉だったと思います(汗)



New York State of mind

さて、この短いたった3泊5日で、私はニューヨーク病という不治の病にかかります。


とにかく縦横無尽にマンハッタンを歩き回り、地下鉄も乗りこな…せないけど頑張って乗って、たいして英語できないくせに良く話しかけ…。
バッチリ虜になってしまったのです。


ロックフェラーセンターの、巨大なモミの木とスケートリンク。
エンパイアから見た、川に挟まれたビルの島。
道に迷ったらとりあえずさがした、南のツインタワー。


コロンビア大学もセントラルパークも、スタッテン島行きのフェリーも画材屋も、全てが刺激的で絵的で、皆んな自由に歌ったり踊ったりしてて、私はただ満面の笑みでカルチャーショックを受け止めました。


帰国してすぐに次のニューヨークのためにバイトを始め、次の年の夏にまた再来します。


それからはほぼ毎年~1年おきに訪れていました。
色々な理由でもう何年もご無沙汰ですが、Googleマップのストリートビューを見るとうっかり泣けてきます。

今でも旅行は好きですし、フラフラと色んな国や街にも行きました。
できれば世界中のあらゆるところに行ってみたいと本気で思っています。

でも「帰りたい」と思うのはこの街だけです。


ひとり旅の原点であり、いつか征服したい街であり、いつも、何かしなきゃという衝動を起こさせれる街。
憧れという言葉だけでは、語り尽くせない想いがあります。


今回は、Yaskoのひとり旅・シーズンゼロをお送りしました( ˊᵕˋ )
いずれ旅の「珍プレー・好プレー」集も発表します!w
ご拝読ありがとうございました。




学生証がIDになる!?

実は子供のホームレスと間違われてお金を恵まれたり、いきなり肩をそっと叩かれて「all right...」と言われたことが数回あります。。。
アメリカでもイギリスでも(笑)
そもそも8歳ぐらいに見られていたらしく、ホテルの受付けや薬局では、毎回いろんな意味で身分証を提示させられました。
パスポートは怖くてコピーでも持ち歩きませんでしたが、なんと、日本語で書かれた学生証がOKでした!
いや、たぶんOKなんじゃなくて、日本語が読めないからテキトーにOKされたんだと思いますけどねw
特に生年月日の<昭和>を説明するのが大変でした!



おすすめの記事