
乗れます。
お手製シークレットブーツで足の長さ盛り盛りですから♪
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バイクとの出会い
17歳の頃、周りの友人たちがバイクに乗り始め、
「皆んなが乗るならオレも乗るー!」←ありがち
の勢いで免許を取りに行きました。
原付の(笑)
ホンダのNA-1というバイクがあり、これは50ccなので原付免許でも乗れるんですよね。
がたいはフルカウル。
音は甲高いビーンっ!w
鮫洲の免許センターの近くで裏講習を受け、とっとと免許を取って帰り道に買いに行きました!
そして乗って帰る途中に立ちゴケw
そりゃそうですね。
片足しかつかないし、免許センターでは原付の指導しかなかったし(笑)
クラッチ入れたの生まれて初めてだし( ̄▽ ̄;)
もうね、若さと勇気のカタマリ!(バカさと無謀のカタツムリ)
1年ぐらい乗ったでしょうか。
実はそれほど乗るたびコケた訳ではないんです。
ただしやっぱり無謀なので、小雨の降る中「ハングオーン!」ってバイク倒してコーナー(交差点)を曲がり、マンホールでリアタイヤが滑って派手にコケたりしましたよね。
(↑この時の経験から、バイクに乗る時にジーンズ1枚は絶対にやめてます! 脛の外側がおろし金でおろしたみたいに皮むけますから!)
結局NS-1は売ってしまってスクーターに乗り換えるんですが、1番の理由は画材が載らないことでした。
専門学校に通うようになり、バイク通学で荷物を運ぶには、フルカウル車は役立たずでして(^^;;
アラフォーにして、マイ・バイクブームが再来!
さて、NS-1から約20年。フルカウルどころか、クラッチのあるバイクなんてぜーんぜん乗ってなかった、もうすぐ40歳の冬。
天使で悪魔な仕事を受注します。
イタリア製、某バイクメーカーのカタログ制作!!!
……なんてものを私に与えてくれたのか…。
レイアウトを進めていくうち、カッコいい写真の数々を見つめる時間が増え、作業の手がのろくなりつつ、スペック表を目で追う時間が増えていきました。
そしてよせばいいのに「実車が見たい!」とか言い始め、ショップに行って実際に見たらやっぱり物凄くカッコよくて、「よーし買っちゃうぞー!」と息巻いて財布を取り出して…… も買えるわけないし(T▽︎T)
新車で140万ぐらいですよ、お客さん(泣)

そうして、自分の欲しい(買える)バイクを探す旅が始まります。
あ、免許は↑の実車を見に行った帰り道に教習所に入所しました٩( 'ω' )و
教習所の思い出はまたそのうち…。
バイクカタログを見たり、中古のバイク屋さんを巡りったり、近所のレッドバロンに駆け込んだり。
とにかく休みの日はバイク屋巡りをしました。
まあ、たいてい生暖かい目で見られるんですがね^^;
そうこうしてるうちに、ネットで運命のバイクを見つけます!
<HONDA VT-400s>
超絶カッコいい、絶賛不人気車です!

もうこれの何が不人気なのか今でも理解できませんし。
一部のファンからは大人気なんですが。
とにかく人気ありません(泣)
不人気車ゆえ生産台数が少なく、市場にも出回ってませんでした。
写真では見られるけど、買わなきゃ実車は確認できない…。
そんなバクチ私には打てません。
だからこそバイク屋巡りをして「VT400ありませんか?」と尋ね歩いた訳なんですが…。
『え、女でしょ? 250にしときなよ、小さいし。』
あーもーなんていうかセオリー通りのセリフを言われました。
良かったね。強い子で٩( 'ω' )و
バイク屋さんは多種多様です。
親切に真剣に話を聞いてくれる良識ある店もあれば、人の見かけだけでバカにしてくるバカ屋さんもあります。
女性というだけで、要らぬパーツを売りつけられたり、実際には行っていない整備代を請求された…という話しも聞きます。
是非とも、自分に合う、心地のいいお店を見つけましょう!
さて、そんな「人を小馬鹿にしてくれた某バカ屋さんから徒歩10分。
ホンダの正規店に普通に中古で売ってましたよVT400s!(;゚Д゚i|!)

前のオーナーも女性だったらしく、エンジンガードがしっかりついた美品!
もう完璧に運命の出会い!←女これ好き。
もちろん即買いです♪教習所通ってる最中だったけど♪
旅の始まりと、クソ重いバイクへの愛
シート高を下げるため、1センチほどあんこ抜きをしました。
(座面の中のスポンジを削って、クッションを潰す感じです。人によってはお尻が痛くなるから嫌だと言われます)
納車された日、お店から家まで無事に帰れるかドキドキでヒヤヒヤでした。
いきなり20年前の立ちゴケの記憶が蘇ったりして(汗)
バイクを自宅の駐車場に停めたときは、何というか、人生やってやったぜ!な感動もひとしおで、その場でヘルメット持ったまま片っ端友人たちに電話をかけたもんです(笑)
そんなこんなで私のバイクライフがスタートしました。この時のバイクは400cc、中型免許ですね。
ここから数年で、大型免許を取得してER-6fに乗り換えます。
そして初のローダウンを決行した記事はこちらから。
しっかし、とにかく重いんです。このVTさん( ̄▽ ̄;)
公式の車両重量229Kg!
ハーレーよりはマシだけど!
そしてアメリカンだから小回りがスーパー苦手…。
(エンジンガードを擦るほど倒して曲がる勇気もテクニックも無し)
それでもこの、愛すべき重量級不人気車のおかげで世界がグッと広がりました。
バックパックを背負って、ユースホステルを巡った若い時の旅とはまた違う、バイクと一緒に、バイクだからこそ行ける場所にたくさん行きました。
バイクに乗る女性たち、バイク女子の友達もたくさんできました!
バイク女子イベントや、朝日を太平洋側で見て、日没までに日本海側へバイクを走らせるイベントにも参加しました。
- バイクに憧れているけど、女だからといって諦めている人。
- 若くないからといって二の足を踏んでいる人。
- ご本人かお知り合いで、身長が150cm以下だからバイクなんて無理だー! と呟いている人。
そんな方々の、これからの判断材料の一欠片となれますように…。
チビでも女でも、バイクは乗れます!
あたりまえ!
【足つきが不安な方。大人気のレブルがありますよ!】
人気カラーは既に手に入らないとか、納車何ヶ月待ち…とか、ちょいちょいウワサを耳にします。
ホンダが出した伝説のバイク、
レブル!
シート高:690 mm車両重量:170 kg
身長144センチの私が乗っても、両足がベタで地面に着きます!
(若干膝が曲げられるレベルで!)
連邦のバイクは化け物か!
排気量も、250、500、1100 cc…とありますので、中免から大型まで仲良くできますね♪
今はまだカッコつけて爪先ツンツンバイクに乗ってますが、60歳になったらレブルさんにお世話になって、のんびりと旅にでも出ようと思ってます♪